風の音づれ Vol.157 第3回スポーツフェスティバル
前々日からの雨により開催が心配されていましたが、みんなの願いが届いたのか、少し肌寒い中ではありましたが、本日無事に「第3回スポーツフェスティバル」を行うことができました。 登校時間になると、今日の日を楽しみにしていた子どもたちが「おはようございます!」とニコニコ笑顔で元気いっぱいに門をくぐってきました。
今年度のスローガンは「みんなが主役!協力し笑い合おう!」です。 スローガンの通り、一人一人がキラキラと輝く主役となり、学年を超えて協力し合い、笑顔あふれる素晴らしい1日となりました。その様子をプログラム順にご紹介します。
【開会式】
開会式では、異学年で構成された「Wing(ウイング)」ごとに整列。これまでの練習通り、背筋をピンと伸ばした素敵な姿勢であいさつをすることができました。 選手宣誓では、各Wing代表の高学年児童が登壇。大きな声で堂々と宣誓する姿は、さすが高学年という風格に満ちていました。最後は4人で声を合わせ、「勝負の後は、お互いをたたえあい、最高の思い出に残る運動会にすることをここに誓います」 と力強く宣言し、最高のスポーツフェスティバルが幕を開けました!
【Wingダンス】
最初の種目は、各Wingでアイデアを出し合い練習を重ねてきた「Wingダンス」です。1〜5年生の異学年で構成される本校のホーム(AWing〜DWingの4チーム)が、最初の種目から気合十分で臨みました。
- AWing: アドベンチャー
- BWing: クスシキ
- CWing: 最高到達点
- DWing: 私は最強
5年生が中心となって一生懸命に考えたダンスを、下級生も休み時間やホームの時間を使ってたくさん練習してきました。心も体も一つに合わせ、かわいく、そして格好よく踊りきることができました。
【6年生:台風の目】
学年種目のトップバッターは、最高学年である6年生です。大きな竹を4人1組で持って力走します。 4人が戻ってきてからが勝負の分かれ目。列全員で息を合わせ、テンポよく竹を跳び越えていきます。スピードはもちろんのこと、勝利のためには作戦も重要です。「手前と奥、どちらのコーンを回るかによってトータルの計測タイムが変わる」という特別ルールがあり、勝負の行方は最後までわかりません。順位発表の瞬間は、会場全体がドキドキに包まれました。
【2年生:大玉転がし】
続いては、2年生による大玉転がしです。自分の背丈よりも大きな大玉を一生懸命に転がし、中間地点の台に一度乗せてから、カラーコーンをUターンして次のお友だちへと繋ぎます。 大玉は思った通りの方向へ進まなかったり、台から落ちてしまったりとハプニングがつきものですが、子どもたちは手を前に突き出し、全力で大玉を押して走りきりました。
【3年生 ムカデ競走】
3年生はムカデ競争に挑戦しました。両足に紐をつけた5人1組の「かわいいムカデ達」が、次のお友だちにバトン(紐)を渡すために息を合わせて進みます。 お友だちの肩をしっかり掴み、懸命に走る姿に、観客席からは思わず「頑張れー!」と大きな声援が沸き起こりました。途中、転んだり紐が絡んだりする場面もありましたが、全チームが最後まで諦めずに走りきることができました。
【1年生:玉入れ】
小学校に入学して初めての運動会。少し緊張した面持ちで元気よく入場した1年生は、スタートの合図をじっと待ちます。 合図とともに、半分の子どもたちが籠に玉を投げ入れ、もう半分の子たちは玉を運ぶために何往復も一生懸命に駆け抜けます。しかし、ここでまさかの「傘」が登場し、籠に蓋がされてしまうハプニングが!玉を入れられない間は、その場でかわいいダンスを披露。傘が閉じたら玉入れ再開です。ハプニングも笑顔に変え、最後はしっかりお片付けまで立派にできました。
【4年生:島渡り】
4年生の競技は「島渡り」です。各チーム、島に見立てたフラフープの上しか進むことができません。限られたフープを先頭へと回しながら進みます。 さらに途中には長縄の障害が!「八の字跳びを跳んだ回数で追加得点が入る」というルールがあるため、「早くゴールしたい気持ち」と「たくさん跳んで得点を稼ぎたい気持ち」のせめぎ合いが生まれます。チームで知恵を出し合い、作戦を立てて協力し、ゴールした瞬間は喜びもひとしおでした。
【保護者種目:綱引き】
今年度の保護者種目は綱引きです。多くの保護者の皆様に奮ってご参加いただき、ありがとうございました! 熱気がテントの子どもたちの席まで伝わってくるほどの白熱した戦いに、応援席も大興奮。お家の方々の真剣な眼差しと圧倒的なパワーは、子どもたちの心にも深く刻まれたことと思います。
【6年生:お助け綱引き】
保護者の方々の熱気を受け継ぎ、6年生による「お助け綱引き」が始まりました。 スタートの合図とともにまず綱を引き始めるクラスと、後方から全力で走ってお助けに行くクラスに分かれます。「勝負が決する前に、お助けは間に合うか!?」という緊張感の中、自分のチームの勝利のために一生懸命に引き、そして走る、最高学年らしい迫力ある2回目の勝負となりました。
【5年生:障害物リレー】
学年種目のラストを飾ったのは、5年生の障害物リレーです。 奇数走者は「玉入れ→ハードルくぐり」、偶数走者は「先生とじゃんけん→ボールジグザグ運び(テニスラケットでボールを落とさないように進む)」に挑みます。 足の速さだけでなく、じゃんけんの「運」、そしてボールを落とさない「集中力」のすべてが集結した見応えのあるレースとなり、最後まで諦めずに勝利を目指して頑張りました。
【全校ダンス】
今年度の全校ダンスは「勇気100%」と「ジンギスカン」です。 これまで熱い決戦を繰り広げてきた子どもたちですが、最後は全員で大きな円を作りました。少し照れくさそうにしながらも、本日のスポーツフェスティバルを振り返るように、みんなで楽しそうにステップを踏み、一体感を味わいました。
【閉会式】
すべてのプログラムを終え、やり切った充実感に満ちた表情とともに、第3回スポーツフェスティバルは閉幕を迎えました。
本校のスポーツフェスティバルは、異学年での「Wing対抗」を軸としています。普段の学年を超えた交流を深めるだけでなく、各学年種目においても、個人ではなく「どうすれば勝てるか」を子どもたち自身が話し合い、みんなで知恵と力を合わせて作り上げていく競技ばかりです。
本日を迎えるまでには、うまくいかないことや葛藤もたくさんあったでしょう。その都度、学級やWingで話し合いを重ねて乗り越えてきたからこそ、今日の大きな感動が生まれました。 この経験を糧に、また来週からの学校生活でも、子どもたち一人一人が日々の「主役」として輝けるよう、教職員一同サポートしてまいります。
最後に、今年のスポーツフェスティバルで特に心に残ったのは、子どもたちの成長の姿です。昨年は、見守られていた子どもたちが、今年は立派に低学年の子たちを見守っていました。4・5年生は、素早く用具を準備し、片付け、さらに実況や司会でも大活躍でした。異学年として、お世話をされていた側が、今度はお世話をする側になる。そんな姿が見られるのは、小学校の教員として胸が熱くなる瞬間でした。
本日は温かいご声援とご協力をいただき、誠にありがとうございました。
