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風の音づれ Vol.67 最初の一輪が開花しました

 329日、東京の開花宣言にタイミングを合わせるかのように、サクラタウンの名前の由来ともなっている東川沿いの桜並木の、その最初の一輪が開花しました。私たち開智所沢準備室は、2024年の春にこの桜を見ることを夢見ながら、これまで3年にわたって開校準備を重ねて来ましたので、まさに万感の思いでその小さな花びらをしばし眺めました。

 同じ日、開智所沢小学校・中等教育学校は埼玉県知事より正式な認可を頂きました。3年間付き合って来た(仮称)という但し書きが外れて、いよいよ「開智所沢小学校」の時計が動き始めました。48日の開校始業式(新2年生~新5年生)、49日の入学式(新1年生)に向けて、学校は今、準備作業の最終段階を迎えています。317日の学校説明会の時にはまだ完成していなかったホールには、映画館のような、ゆったりとした椅子が並びました。

 軽やかな色彩のカフェテリア(食堂)の窓から見える雑木林の梢も、いつの間にか萌木色のベールを纏いはじめています。 

 これから、春はその主旋律を高らかに奏で始めます。(片岡)