新着情報

風の音づれ Vol.173【4年生FW】時代と分野を超えて探究する「ものづくりのこだわり」〜子供たちの瞳が輝いた瞬間〜

 開智所沢小学校の4年生が、長野県茅野市周辺を舞台とした宿泊行事「フィールドワーク」へ行ってまいりました。

今回のフィールドワークで掲げた探究テーマは、「人々は、協働と創意工夫を通してものづくりに取り組み、社会の中で価値を届けている」です。

子供たちは、ものづくりの現場や歴史的な資料に直接触れながら、そこにある「徹底的なこだわり」と「社会へ価値を届ける想い」を深く学んできました。今回は、その学びの様子と子供たちの成長、そして現場で立ち会った教員の思いをブログでお届けします。

 

精密機械の街・長野県茅野市で触れた「ものづくりのこだわり」

 今回私たちが訪れた長野県茅野市周辺は、セイコーエプソン株式会社をはじめとする、日本を代表する製造業の企業が数多く集まる地域です。

例えば、セイコーエプソンの歴史の中には、このような熱い意気込みがあります。 「大型の機械では、港湾施設を持つ海沿いの地域には勝てない。だからこそ我々は、技術を結集させた精密な小型機械で勝負する」

戦後、この揺るぎない覚悟と工夫をもって劇的な成長を遂げてきた企業の歴史やこだわりに触れることで、子供たちは「創意工夫が持つ力」の大きさを肌で感じ取っていました。

時代や分野を跨ぐ4つの企業・博物館で見つけた「共通のこだわり」

 今回のフィールドワークでは、時代も分野もまったく異なる4つの企業・博物館を巡る行程を組みました。

  • 精密な技術を誇る「機械産業」の現場
  • 日本の近代化を支えた「生糸産業」の歴史
  • 太古の昔から受け継がれる造形美「縄文土器」
  • 暮らしや産業を陰で支える「バルブやフィギュアの工場」

現代の最先端技術から太古の歴史まで、一見するとまったく別物のように思えるこれらを巡る中で、子供たちは職人や技術者の方々の説明を真剣な表情でノートに書き留めていました。そして、分野は違えど、どの現場にも「使う人や社会のために、妥協せず良いものを作り届ける」という徹底的なこだわりが存在することを感じ取っていったのです。

点と点がつながった瞬間

 開智所沢小学校では、年間を通して一つのテーマを深く掘り下げる「年間探究」を行っています。

実は、今回のフィールドワークでの学びは、事前に外部講師の方をお招きして行った「ロケットづくりのこだわり」「フィギュアづくりのこだわり」についての授業と深くつながっていました。

事前学習で得た知識と、現場で見た本物の迫力が一つに結びついたその瞬間、子供たちの顔はパッと弾けるように輝き出しました。自分たちの力で共通する本質を見つけ出し、学びが立体的に広がっていく姿は、まさに探究学習の真髄と言えます。

 開智所沢小学校では、今回ご紹介した「年間探究」や体験型の「フィールドワーク」をはじめ、子供たちの探究心と成長を促す独自のカリキュラムを展開しております。

「実際の学びの様子をもっと詳しく知りたい」 「探究学習がどのように子供たちの成長につながっているのかを聞いてみたい」

と、お考えの保護者の皆様に向けて、本校では定期的に学校説明会を開催しております。説明会では、日々の授業の様子や最新の教育実践について詳しくお話しさせていただきます。

ぜひ学校説明会へお越しいただき、開智所沢小学校の教育に触れてみてください。皆様のご参加を、教職員一同心よりお待ちしております。