新着情報 開智所沢小学校 > ブログ > 風の音づれ Vol.172【教員研修】~同僚から学び、学校のこれからを語り合う~ 新着情報 新着一覧 お知らせ 入試情報 ブログ 風の音づれ Vol.172【教員研修】~同僚から学び、学校のこれからを語り合う~ 2026.10.23 10月15日(木)、午前授業で児童が下校した後、全教員で校内研修を行いました。今回のテーマは「授業力の向上」と「開智所沢小学校のこれからを語り合うこと」の2つです。研修① 同僚から学ぶ授業改善前半は、本校の教員2名が日々の授業で大切にしていることを、具体的な実践を交えて紹介しました。萩原教諭からは「わかりやすい授業設計」について。子どもにとって「ゴールが分かりやすい」授業にするために、教員が一方的に道筋を示すのではなく、子どもたちと一緒にレールを敷いていくこと。授業の導入ではクイズの形式を取り入れて興味を引き出し、そこから学習問題へとつなげていくこと。そして、その学習問題は「①主語を決める、②キーワードを考える、③5W1Hを入れる」という3つの手順でつくれること――探究のサイクルを意識した単元の組み立て方とあわせて、明日からすぐに使えるポイントが具体的に共有されました。また、こうした授業設計の土台として、学習指導要領解説や教科書を読み込む教材研究が欠かせないこと、「聞く」だけの学びより「人に教える」「実際に体験する」学びのほうが定着率が高いというラーニングピラミッドの考え方にも触れ、子どもが主体的に学ぶ授業の意味をあらためて確認しました。 杉山教諭からは「児童との信頼関係の構築」について。初任の頃と今とでは子どもとの年齢的な距離感が変わってきていることを踏まえ、一人ひとりの安心を引き出す関わり方や、子どもの姿に合わせた指導の工夫について語られました。 講演の後は、教員歴ごとのグループに分かれ、各自が作成した指導案を持ち寄って「本時の活動」にワンアイデアを加えるワークを行いました。指導助言役の教員からのフィードバックも受けながら、互いの授業を磨き合う時間となりました。研修② 哲学対話で考える開智所沢小学校のこれからと私たち後半は会場をPYP体育館に移し、開智国際大学教育学部の土屋陽介教授をお招きして「哲学対話」を体験しました。土屋先生は哲学教育(子どもの哲学/P4C)・教育哲学・現代哲学がご専門で、NHK for School「Q~こどものための哲学~」の監修も務めておられます。 哲学対話のメソッドや実践例をご紹介いただいた後、「100年後の『開智所沢小学校』を考えていきましょう」という投げかけから対話がスタート。学年や分掌の枠を越えた小グループで、答えが一つに定まらない問いに、立場も経験も異なる教員同士がじっくり向き合う貴重な機会となりました。 開校3年目を迎えた開智所沢小学校。これまで受け継いできたものと、これから創っていくものを一人ひとりが見つめ直し、「明日から誇りをもって取り組みたいこと」を胸に研修を終えました。今後も教員一同、学び続ける姿勢を大切に、子どもたちにとってよりよい学校づくりを進めてまいります。