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風の音づれ Vol.89 [フィールドワーク2日目]探究は疑問から始まり、ひらめきは執念から生まれる

5年生のフィールドワークは2日目を無事終えました。

 

1日目の様子をまだご覧になっていない方は、以下からご確認ください。

 

https://primary.kts.ed.jp/topics/kazenootodure88/

 

2日目の午前中は、子どもたちがとても楽しみにしていたカップヌードルミュージアムへ徒歩で出かけました。

横浜の街並みを楽しんでいる様子でした。暑すぎず、雨が降っているわけでもなくちょうど良い天気に恵まれました。

カップヌードルミュージアムでは、オリジナルのカップヌードルを作り、百福シアターでは起業家精神を学びました。

「安藤百福さんは、どうしてカップヌードルのような歴史に残る発明ができたの?」

良い疑問が出てきました。

1日目に引き続き、子どもたちのメモするスキルが光ります。

 

カップヌードルミュージアムの帰り道、道路でこんなものを見つけました。

なるほど、百福さんが発明できたのは、執念があったからなのかもしれません。

 

ホテルに戻り昼食を終えると、FMヨコハマの方からの講演です。

 

子どもたちからの疑問とFMヨコハマの方からの回答をご紹介しましょう。

 


質疑応答


Q1)FMヨコハマは、いつからあるのか?

1985年からあります。来年で40周年を迎えます。

 

Q2)情報を伝える中で一番心がけていることは?

正確に伝えること、わかりやすく伝えることです。

話し方もわかりやすく、内容も難しくないようにしています。

 

Q3)84.7とはどういう意味ですか?

この数字は割り当てられた周波数です。84.7メガヘルツ。これに合わせるとFMヨコハマが聞けます。

 

Q4)FMヨコハマのロゴマークはどういう意味がありますか?

神奈川とゆかりのある富嶽三十六景と関連があります。

 

Q5)わかりやすく伝えるときに工夫することは何ですか?

ゆっくり話すことです。早口だと伝わりません。自分がゆっくり話しても聴いている人からすると早く感じることがあります。あとは、丁寧に話すことも大切です。

 

Q6)FMとはどんな意味ですか?

ラジオはAMとFMがあります。周波数が違うからです。もともとはAMラジオから始まって、その後、FMができました。AMよりも音が良いのがFMです。そのため音楽が多く、ラジオパーソナリティーではなくDJという言葉を使っていることにつながります。

 

Q7)ニュース番組の情報源はどこから仕入れますか?

ニュースは共同通信からネタをもらいます。神奈川新聞からネタをもらうこともあります。

 

Q8)昔と今のラジオで変わったところはありますか?

一番大きく変わったのは、スタジオの場所です。最初のスタジオは山下公園にありました。ランドマークタワーができた年に場所を変えたのです。40年前は山下公園が横浜の象徴だったのですが、ランドマークタワーが次に横浜の中心になったので移りました。ランドマークタワーにオフィスがあるということが信用度につながっているのでオフィスの場所には意味があります。

 

Q9)ラジオはDJが最近あったことを話している印象があります。FMヨコハマはテーマにあった話をするのか、DJが最近あったことを話すのかどっちですか?

ある程度番組のテーマは決まっています。その中で臨機応変に話すこともあります。リスナーさんからのメールで話題が変わることもあります。最近のニュースで変わることもあります。テーマを中心に話を続けるのです、番組中も変わることもあります。番組の中には「キーワード」をリスナーに伝えてメールを募集する番組もあります。

 

子どもたちからの熱心な質問にFMヨコハマの方が丁寧に答えてくださいました。

夕方になりました。これまでの学びを振り返ります。

こうしてたくさんメモしたワークシートから学びの集大成として子どもたちはフィールドワークの新聞を作成します。

 

どんな新聞が作られるのか楽しみでなりません。

 

探究は疑問から始まり、ひらめきは執念から生まれる。

 

新聞は何から生まれるのでしょうか。

 

子どもたちの丁寧なメモから生まれます。

 

3日目の様子も乞うご期待ください。

フィールドワークの様子や学校生活についてもっと知りたい方は、ぜひ11月2日(土)の学校説明会にご参加ください。詳細は以下のボタンからご確認ください。