新着情報

風の音づれ Vol.88 [フィールドワーク1日目]子どもたちがフィールドワークで得た3つの【ひかり球】

2024年10月23日(水)から25日(金)まで開智所沢小学校の5年生総勢63名が、横浜・みなとみらいに2泊3日のフィールドワークに行きました。「人々は情報を活用して価値を創出することで、新たな需要と供給を生み出している」というセントラルアイディア(身につけてほしい大切な考え方)を掲げて、ニュースパークや横浜市電保存館、横浜みなと博物館などを訪れました。

 

新聞とはどういうものか。手紙と新聞はどう違うのか。彼らは学んでいきます。

 

まず1日目の朝からの様子をお伝えしましょう。

バスで1時間半の旅路です。事前に子どもたちが考えていたバスレクを大いに楽しみ、

あっという間に横浜に着きました。

冒頭で紹介したのが最初に訪れたニュースパークです。

 

ニュースパークでは、新聞の歴史や情報とは何か。

さらに元新聞記者の方から新聞について詳しく学びました。

上記は、ニュースパークで配付されたパンフレットの資料です。デジタルネイティブの子どもたちは日々膨大な情報があふれる社会で生活をしています。膨大な情報の中からきちんと正しい・信頼できる情報を見極める必要があることを学びました。

ワークシートの枠からはみ出すくらいたくさんのメモを書いている姿が印象的でした。

 

続いて訪れたのは、横浜市電館です。

横浜にとって市電とは、どのようなものだったのか。こちらでもたくさんのメモを取る子どもたち。日々授業で培ってきた書く力を存分に発揮していました。

1日目の最後に訪れたのは、横浜みなと博物館でした。

貴重な資料に触れるのはもちろん、体験的なブースが大人気でした。

 

さてこれで1日目は終了と思いきや、夕食が終わると子どもたちはいったん入浴を済ませて大宴会場に再集合。開智学園では、フィールドワークの中での振り返りに一番力を入れています。

 

教員が配った付箋に印象的だったことを書き出していきます。

ここから見出しを考えていきます。

こうして1日目に学んだことを整理し、見出しとして新聞記事作りに励みました。

 

【ひかり球】で死角(暗がり)を減らすのは情報だけではありません。

 

部屋に帰れば普段は一緒に過ごさない別のクラスの子と過ごします。「A君は整理整頓が得意なんだな」「Bさんは時間を意識して生活できているな」と生活を共にする中で友達の【ひかり球】を見つけることができるでしょう。私達、教員も普段とは違った子どもたちの顔をたくさん見つけられるのがフィールドワークです。

 

また、フィールドワークを終えた時、子どもたちは家族の【ひかり球】をきっと見つけるはずです。普段から家族にお世話になっているのが当たり前だった子どもたちも、部分的に自力で仲間と過ごすのがフィールドワーク。家族のありがたみがきっと分かるはずです。

 

転編入して半年の5年生がきちんと開智スピリットを継承し充実した1日目を過ごしていました。

2日目以降のフィールドワークが楽しみでなりません。

フィールドワークの様子や学校生活についてもっと知りたい方は、ぜひ11月2日(土)の学校説明会にご参加ください。予約は以下のボタンからどうぞ。