風の音づれ Vol.95 1年生探究:表現の探究をやっています。
今回は1年生の探究の授業について紹介します。
教科の枠を超えたテーマの5つ目、How we express ourselves(私たちはどのように自分を表現するのか)というテーマに取り組んでいます。セントラルアイディアは「身体は自己の思いや感情を表現する手段である」です。
表現の面白さや奥深さを体験するため、声だけで表現する群読を行いました。取り扱ったのは谷川俊太郎さんの「カエルのぴょん」です。(谷川さんは11月13日にお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。)
「かえるのぴょん」は、かあさんやとうさん、自動車や新幹線など色々なものをとびこえていきます。はじめに、「かえるのぴょん」が何をとびこえるのかを予想して、詩の面白さを味わいました。
次にグループで、
・誰がどの部分を読むか
・何人で読むか
・詩の表現方法
を話し合いました。
強調したいところは複数人で読む、人によって読み方を変えるなど各グループで工夫が見られました。
練習を重ねた後は、発表です。ルーブリックを共有し、「声の大きさ」や聞き取りやすいかどうかの「ハキハキ」、グループで話し合ったことが生かされているかどうかの「表現」と3つの観点を意識して取り組みました。
現在は、グループごとに表現したい詩を選び、発表に向けて練習しているところです。
これからの発表が楽しみです!