風の音づれ Vol.94 水という限りある資源の大切さを改めて感じ取ることができた
11月6日(水)の午前中、4年生は探究の授業【Unit 4: Sharing the planet(この地球を共有すること)】の一環として、大久保浄水場の見学に行ってきました。今回のテーマは「水は限りある資源であり、人間、動物、植物すべての生き物が共有している」です。浄水場では、沈殿、濾過、消毒といった工程を通して、安全でおいしい水がどのように作られているかを学ぶ機会となりました。
①見学は映像の視聴から始まりました。森林に降った雨がどのようにして私たちの家庭に届くのか、その流れを分かりやすく、楽しく映像で学びました。
②次に、浄水場の屋上に上がり、施設全体を見渡しました。東京ドームの約10倍、ディズニーランド1個分に相当する広大な敷地に子どもたちは驚きの声を上げていました。風が強く寒さを感じる場面もありましたが、全体像を把握する良い経験となりました。
③施設内の見学では、魚による水質の確認や、薬品を使った水質検査、そして一年中モニターを監視していることなど、実際の運用を間近で見て多くの発見がありました。
④質疑応答の時間では、「濾過に使われる砂の洗浄方法やその使用期間」や、「仕事の中で最も大切にしていること」など、積極的に質問を投げかける場面も見られました。最後にお礼の挨拶をしっかりと伝えることができました。
見学を通して、4年生は水という限りある資源の大切さを改めて感じ取ることができました。