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風の音づれ Vol.151 令和8年度入学式

開智所沢小学校では、第3回入学式を挙行し、143名の新1年生を新たに迎えました。

式が始まる前、新4年生と新5年生が1年生の教室へ迎えに行きました。

少し緊張した面持ちの1年生にやさしく声をかけ、一緒に夢宣言を練習したり、ネクタイをそっと整えたりする上級生の姿がとても印象的でした。

新しい仲間を迎えるうれしさと、「大丈夫だよ」と寄り添う思いやりが、教室いっぱいに広がっていました。

式場では、所沢市長をはじめ多くの来賓の皆さまにご臨席いただき、あたたかな拍手の中、1年生、4年生、5年生が入場しました。異学年で手を取り合って歩くその姿は、まるできょうだいのようで、開智所沢小学校らしい光景でした。

 

開智学園の伝統である「夢宣言」では、143名の新1年生が、一人ひとりしっかりと前を向き、自分の目標を堂々と発表することができました。誰一人として涙を見せることなく、その場に立つ姿には、大きな可能性とたくましさが感じられました。

 

そして、そのすぐそばで静かに寄り添い、そっと支える上級生のやさしいまなざしもまた、この学校のあたたかさを物語っていました。

式の中では5年生の代表の挨拶もありました。

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入学式のスピーチ 中川啓太朗

 

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

また保護者の皆様、本日はお子様のご入学、おめでとうございます。

 

皆さんが今日、期待と少しの緊張を胸にこの開智所沢小学校に登校した姿を見て、僕も自分が入学した日を懐かしく思い出しています。僕は5年生の中川啓太朗です。

 

今日は新入生の皆さんに、この学校での生活について2つお話ししたいと思います。

 

1つ目は、開智所沢学校は、ただ正解を覚えるだけの「勉強」の場ではないということです。開智所沢小学校は、自分自身をアップデートし、新しい自分に出会うための冒険の場です。

 

この学校には、自分の興味をトコトン探き詰める「個人探究」の時間があります。

扱うテーマに、正解は一つではありません。

 

戦争や水の問題など「世界が抱える複雑な問題」に挑む人もいれば、自分が住んでる地域や好きなキノコのことなど「日常に隠れた小さな疑問」を掘り下げる人もいます。

 

ここでは、自分の「好き」や「不思議だなと思う感覚」を大切にしてください。そしてそれを周りに伝えてください。

 

2つ目は、皆さんがこの学校の生活で分からない事があったら僕たち上級生を頼ってほしいという事です。この学校のスタイルは、いわば「二人三脚」です。

 

うまくいかない時は隣を見てください。クラスの友達やホームの2年生から6年生の仲間がいます。

 

そして前を見ると、皆さんの歩幅に合わせてばんそうしてくれる先生方がいます。

 

分からないことがあれば、迷わず聞いてください。周りに頼って話し合うと、前に進めることを僕たちは知っています。

 

これから始まる毎日の中で、皆さんが1歩ずつ将来の自分を描いていけるよう、僕たちも一緒に歩んでいきます。

 

それでは新入生の皆さん、ともに学び、ともに成長していきましょう。

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今日から、異学年で関わり合う毎日が本格的に始まっています。

学年を超えて支え合い、ともに学び合う日々の中で、子どもたちは少しずつ自分らしい音を響かせていくことでしょう。

開校3年目を迎えた開智所沢小学校。門から見上げる校舎は、どこかグランドピアノのようにも見えます。

これから子どもたちがここでどのような音色を奏でていくのか、今から楽しみでなりません。