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風の音づれ Vol.103 初めての舞台練習!異学年ホームの劇に向けて

3月に行われる「開智所沢発表会」に向けて、異学年ホームによる劇の練習が本格的に始まりました。本日は、本番で使用する視聴覚ホールでの初めての練習日。
子どもたちにとって初めての舞台での動きに戸惑い、思い通りにいかない場面もありましたが、一つひとつ試行錯誤しながら進める様子が印象的でした。

異学年ホームで取り組む劇の内容は、ホームごとに異なります。「平林」や「泣いた赤鬼」といった名作を基に、それぞれが工夫しています。このホームでは「桃太郎」に挑戦中。物語には、なんと桃がウーバーイーツで届けられるという子どもたちならではの斬新なアレンジも。
笑い声があふれる中でも、真剣に練習に取り組む姿が見られました。

劇の練習が終わったら、それで終わりではありません。開智所沢小学校では「振り返り」をとても大切にしています。練習後は教室に戻り、どの部分がうまくいったのか、どの部分を改善するべきなのかを全員で話し合いました。
振り返りでは上級生が下級生にアドバイスをする場面も多く見られます。「ここのセリフはもっと大きな声で言ってみよう」「このタイミングで動くといいよ」といったアドバイスを受けて、下級生もどんどん改善を重ねていきます。

その後は、教室で再度練習です。振り返りを基に、さらに良い劇になるよう全員で意見を出し合い、試行錯誤を続けます。異学年ホームならではの、上級生と下級生が協力する姿はとても微笑ましいものでした。

本番まで残り1か月。子どもたちの成長がどのように劇に反映されていくのか、今からとても楽しみです。