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風の音づれ Vol.77 全校集会で生まれた一体感

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本校2度目の全校集会が開かれました。1度目はオンラインの全校集会で、

児童は各教室でホワイトボードに写された映像を通じて話を聞きました。

本日は全学級が体育館に集合し、とても落ち着いた態度で集中して話に耳を傾けている姿が印象的でした。

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まず片岡校長先生からお話がありました。

「平和」について真剣に考えた時間でした。

戦争を通じた命の奪い合いは、私たちとは離れた場所で起こっていることのように感じてしまいがちです。

しかし私たちも学校の中で「平和」を実現していく必要があります。自分の気持ちが相手に伝わらない時に、思わず暴力などにうったえていないでしょうか。

 

どうにかその思いを言葉にすること。

その言葉を、できれば笑顔を添えて伝えること。

そして何より相手の話をしっかりと聴くこと。

校長から児童全員への、切なる願いが伝えられました。

 

最後には『最初の質問』という詩の一節を紹介していただきました。

開智所沢小学校に集う一人ひとりが「平和」を実現していけると良いですね。

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次に代表委員会の児童からお話があり、開智所沢小学校の最上位目標が発表されました。

4月に実施した挨拶運動についても、「あいさつ」の本質的な効果について

深く考察した内容を堂々と語ってくれました。

代表児童の話が終わると、誰からともなく聞こえた拍手があっという間に体育館いっぱいに広がり、全児童に一体感が生まれました。

オンライン集会では見られない、とても貴重な瞬間に心が動かされました。

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最後に生活主任の横谷先生から少し厳しいお話がありました。

下校時に先生や仲間と別れて学校を出た後も、私たちは開智所沢小学校の一員です。

その自覚を持ち、安全に家まで帰ることが何よりも大切です。

残念ながら周囲の人に迷惑をかけてしまい、場合によっては学校が市民の皆様からご指摘を受けることもあります。

横谷先生からは具体的なご指摘の内容も交えて、自分の態度を見直すよう厳しい指導がありました。

今後とも世界中の皆さまに見守られながら、素敵な行動が選択できるよう成長していきましょう。

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集会が終わると、各クラスにてふり返りの時間が設けられました。

児童の真剣な表情が、今日聞いた話を自分事としてとらえることができていることを物語っていました。

 

本日の全校集会で感じることができた一体感が活かされ、本校の一員としての自覚を一人ひとりがしっかりと持ち、誰からも愛される開智所沢小学校を創造していけることを期待しています。