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風の音づれ Vol.99 角川武蔵野ミュージアムでの対話型鑑賞授業

 

 1月16日(木)、2年生が図工の授業の一環で角川武蔵野ミュージアムを訪れました。

 今回行ったのは、『対話型鑑賞』。ファシリテーターの進行のもと、対話を通して美術作品を鑑賞する手法です。「みる・考える・話す・聴く」を繰り返すことで鑑賞を深めていきます。

 「絵からはじまる本とつながる~もう一つの本棚劇場~」という常設展に展示されている、奈良美智さんの作品を鑑賞しました。「この女の子は何歳くらいに見える?」「どんな表情をしているかな?」「手を見て。何をしているところに見える?」「この絵で奈良さんはどんなことを伝えたいのかな?」など、学芸員さんからの質問に自由に答えながら作品を鑑賞し、それぞれの考えを聞き合いました。質問の答えを考えることで、作品を詳しく観察し、その背景を考えようとする児童の様子がみられ、貴重な図工の学習となりました。

 

 また、荒俣宏さん監修の部屋の見学をしたり、本棚劇場の本を読んだり、本棚劇場のプロジェクションマッピングを楽しむ時間もありました。

 今後も、学校のすぐ近くにある「角川武蔵野ミュージアム」と連携し、さまざまな学習をしていきたいと思います。