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風の音づれ Vol.92 3学年 お米パーティ:自分たちで作ったお米を味わう

先日、開智所沢小学校の3年生は「お米パーティ」を行いました。

子どもが自分たちで田植えをし、稲刈りをしたお米を実際に炊いて、みんなで味わいました。

初めてお米を計量する子どもの姿です。真剣な表情で、計量カップにお米を慎重に入れている様子が印象的でした。

こちらは、子どもが自分たちでお米を炊く計画を立てたノートです。お米を炊くために必要な手順を一つ一つ書き出し、みんなでノートを参考に協力しながら計画を進めていきました。

子どもが慎重に計量した結果、余ってしまったお米です。実は教員がちょうど5合分用意していたのですが、彼らは机の上にお米が溢れないように丁寧にお米を計量したため、お米が余ってしまいました。子どもの慎重さや優しさが感じられる一幕でした。

計画を立てたノートと実際の作業を見比べながら、丁寧にお米を研いでいました。子どもたちは手を動かしながらも、作業の手順やポイントに注意を払い、真剣な表情が印象的でした。

炊飯器を開けて炊き上がったお米と初めて対面した瞬間です。自分たちの手で炊いたお米が完成したことに、自然と拍手が沸き起こりました。お米の香りと共に、達成感が部屋中に広がりました。

いよいよ自分たちで炊いたお米を食べることとなりました。

「美味しい!」「おかわりはまだある?」といった声が飛び交い、賑やかな食事時間となりました。お米をただ食べるだけではなく、普段家庭で食べているお米との違いや、炊く前後のお米の変化について、食事後にノートにまとめていました。

 

このように、開智所沢小学校では授業1コマ1コマの学びに加え、田植えから収穫、そして自分たちで育てたお米を食べるまでの長いプロセスを通して、深い学びを大切にしています。