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風の音づれ Vol.86 4学年理科「水のしみ込み方の違いって?」

   4学年理科「雨水のゆくえと地面のようす」の単元で、「土、砂、泥の粒の大きさによって、しみこみ方は変わるのだろうか。」といった問題を解決する学習を行いました。

粒の大きさに着目できるようにするため、顕微鏡で、土、砂、泥それぞれ3つの大きさの違いを調べました。

顕微鏡を使用した児童は、とても楽しそうに、「先生見えたよ!」「みんなも来て!」「ピントが合わない子いる?僕が合わせるよ!」などと積極的に授業に取り組んでいました。

その後、実際に実験を通して、しみ込み方を学びました。タイムキーパー係、記録係、動画撮影係、水を入れる係と役割分担をして、グループで協力して調べることができていました。

「粒が小さい土が、1番速くしみこむと思う!」と予想していた班が、実際は粒の大きい砂利や砂の方が、しみこむのが速かったことがわかり、驚いた表情で結果を教えてくれました。

このように、今までの経験や知識をひっくり返すような体験は、理科においてとても大切になります。これからもそのような体験が沢山できるよう、授業を工夫していきたいと考えております。